こちらは茶葉を入れておくための棗(なつめ)。蓋を開けると感動がやってきました。本体と蓋のかすかな隙間がつくる、絶妙なあけごこち。満開のサクラが顔を見せてくれます。閉じると直線がきれいに重なり、雲から立ち上る画から「上昇」を感じます。と思っていたら、これは松などの木が雪の重みによって倒れないようにするための雪吊の絵なんだとか。兼六園でよく見かける情景だそうです。